生きていくためには誰しもが必要な呼吸。
ヨガを始めると呼吸よりもアサナ<ポーズ>に力を入れてしまう方も少なくありません。
ヨガ本来の目的は心の安定や不動心を身につける事が真の目的。
呼吸が整っている時には心も安定してることに通じ、いかに自分の呼吸が心身をコントロールしているかということに気づくと思います。
そうはいっても、常に意識を向けることはなかなか難しい。だからこそ、アサナをしながら呼吸を整えるのです。
呼吸は心の鏡。
気持ちがくつろぎ安定している時には、ゆったりとした呼吸。
逆に焦ったりイライラしたりなど不安定な時には浅く短い呼吸となっています。
普段、よく笑いますか?笑うことは吐く息。泣くときには吸う息。どちらがいいかといったら…勿論言うまでもありませんが、吐く息(笑うこと)
吸う息よりも吐く息を積極的に行うのも良いでしょう。
呼吸は人間の意志では左右できず、自律神経によって調整されているもの。自分の意志では調整できない心や体の部分を、操作出来る呼吸を調整しベストな状態を作り出す。これもヨガの目的のひとつとなります。
ヨガにはこんな教えがあります。
人が一生のうちにする呼吸の回数・食事の量は万人に等しく与えられていると…
呼吸はゆったり、食事も八分目にしていかれると健康と長生きの鍵が手に入ることでしょうね♪
