地に足をつける。
当たり前のこと。いつもしている。足裏に意識を向けて重力を感じる。
意識を向けて…
なにか感じましたか?
足裏に意識を向け重力を感じることで下腹にも力が入り、尾てい骨から脳天までス~っと自然に伸びた感覚。目線も少し高くなったように感じますよね。
正しい姿勢を保つ方法のひとつです。
更に足の親指にも力を入れることで踏ん張る力も出てきます。
足の親指は方向指示器のようなものですから、皆さんがまっすぐ歩けるのは親指のおかげ♪
逆に小指側に体重をかけることで腰に負担がかかることもあります。
最近、腰の調子がイマイチ、と感じている方は重力のかけ方をチェックすることをオススメいたします。
地に足をつける。大地に根を張る。根を張ることでバランスのとれた状態が生まれる。
きっと心も体も太い太い根を張ることができたら素敵でしょうね。
心の根は年や経験を重ねて自然に身に付きます。ヨガは呼吸・鍛錬・トレーニングによって、それを太い大きな根へと広げていくものと思っています。
私は小さい頃から母のヨガ道や背中を見てヨガを始めて30年。
まだまだ未熟者。修行という名のよりよく生きる方法は、これから時間をかけて身につけていかれたらと。
太い根を張る木のように落ち着いて生きていかれたら、心の柔軟性も身についていくのでしょうね。
太い根を持ち、しなやかな枝を持つ柳のように。
しなやかな心と体を求めて……今は、私なりの答えを探しています。
